動画配信メタ管理システム 導入事例

動画配信メタ管理システム『Samba』で動画配信コンテンツの管理・運用が改善

お客様概要

社名
株式会社フジテレビジョン
本社
〒137-8088 東京都港区台場二丁目4番8号
創立
平成20年10月1日(新設分割による)
従業員数
1,169名
事業内容
民間放送

フジテレビの動画配信サービスは、FODやTVerなど多岐にわたります。これらの運営には、動画ファイルやメタデータ(タイトル、概要文、サムネイル、配信期間など)の適切な入力が求められます。従来は各サービスごとに手動でメタデータ入力を行っており、リソース不足やヒューマンエラーのリスク、運営品質への影響が懸念されていました。また、メタデータがそれぞれのサービスプラットフォームに分散していたため、蓄積されたデータを集計や広告に有効活用できないという問題もありました。

これまでボトルネックとなっていた運用負荷の低減およびデータの一元管理のために、配信コンテンツの動画ファイルやメタデータの管理運用を一か所に集約し、そこから各配信サービスにデータの連携ができる自社専用の動画配信メタ管理システム(=Samba)が必要だと考えました。同じFMHグループ企業であるフジミックにはこれまでもフジテレビの社内システム開発に携わっていただいており、メディア企業のシステム設計思想に深い知見を持っていると考え、Sambaの開発を依頼する運びとなりました。

サービスの導入により、運用の集約とデータの一元化を実現し、コンテンツの成形から各動画配信サービスへの送信フローが確立しました。メタデータ管理における連絡・申請・承認などのやり取りをシステム上で実施可能にし、通知を自動化したことで、従来の運用フローを大幅に改善することができました。さらに、自社専用にカスタマイズされたSambaにより、サービスの拡張性が向上し、将来的なニーズにも柔軟に対応できる体制が整いました。このような基盤があったからこそ、2022〜2023年におけるAVOD三冠の連続達成という成果にも繋がったと考えています。

今後、FODではユーザ数増加に伴い、サービス拡張や新機能の追加が見込まれます。配信サービスのコアとなるSambaはそれらの変化に対応し、寄与できるよう、引き続き改修を進めていく必要があります。また、配信コンテンツの分析・戦略策定において、すべてのデータが集約されているSambaは非常に役立つので、今後も有効に活用していきます。フジミックは技術的な視点にとどまらず、ユーザ視点やビジネス視点をもってシステム運用に携わってくださるので、今後もやりがいをもって一緒に検討・改善していけると考えています!

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