「字幕」というと、映画のセリフを表示したり、ニュースやバラエティ番組などの画面上に表示されるスーパーやテロップなどのことを思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかしそれらは、「オープンキャプション」と言い、我々の制作する字幕放送とは別の物です。
字幕放送の字幕は、「クローズドキャプション」と呼ばれており、視聴者がリモコンやボタン操作によって字幕表示のON、OFFを制御できる字幕です。
字幕放送は聴覚障害の方々や聴力の弱い高齢者を中心に、テレビ番組を音声無しでも楽しんでいただくために行なわれております。
また電車内や病院内のモニターなど音声を出すことができない環境での映像にも字幕が使われています。
地上波放送がデジタル化されてからは字幕を受信する機能を備えた地デジテレビが普及し、またワンセグ放送受信可能な携帯端末が増えるなど様々なシーンでの字幕利用が可能になっています。
フジミックでは、フジテレビ、FNS系列局、BS/CS局で放送されるドラマ、バラエティ、アニメをはじめ、ニュースやスポーツなどの生放送における字幕の制作・送出を行っています。 フジ・メディア・ホールディングスのIT企業として、営業放送システム、広報システム、EPGや放送技術など放送関連のシステムに精通しており、字幕の制作から送出まで幅広い対応を行っています。
字幕を作成するための映像素材は、テープなどのメディアでの入庫の他、遠隔地からブロードバンドを活用した形での入庫も可能です。また納品については字幕放送用データ(NABデータ)の他、字幕をHDCAMやXDCAMなどに重畳した形での納品も行っております。 その他、さまざまな形態での入稿・納品が可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。
字幕を付与する番組について、字幕表示に使う色や効果音の表示などについて番組制作者と確認をします。
字幕を付与する番組について、字幕表示に使う色や効果音の表示などについて番組制作者と確認をします。
出来上がった字幕データを映像と合わせてプレビューします。プレビューは制作担当者と別の者が担当することで、入力時とのダブルチェックが可能な体制を敷いています。最終プレビュー時には映像ファイルに重畳して放送できる形に仕上げます。
パッケージ字幕の納品は、字幕放送用データ(NABデータ)のほか、HDCAMやXDCAM等メディアに重畳した形での納品も可能です。
生放送番組の流れや、番組中に差し込まれるVTR、CM、提供のタイミングなどについて事前に確認します。
事前に入手したニュース原稿などから、固有名詞の漢字変換がスムーズに行われるよう辞書登録を行います。
実際に放送されている番組を視聴しながら字幕データを入力してゆきます。
また提供やCMに字幕が被さることがないよう、ディレクターが指示を出しながら制作・送出をコントロールします。
限られた時間と文字数の中で、正しい日本語で分かりやすく伝えられるよう、意識して制作しています。
職業病なのか、ネットやメールの文章もつい誤字脱
字を意識して見ちゃいますね(笑)
演者の感情が表現できるように、表記方法を工夫しています。
家でテレビを見るときは、必ず字幕付きで見て、日々表記方法を研究しています。
(以後、アニメ・ドラマ中心にパッケージ番組の字幕制作を増やす)
(以後、バラエティ番組の字幕制作を増やす)
(以後、BS・CS放送事業者様7社の字幕制作実施)
メール | prosales@fujimic.com |
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TEL | フジミック営業部 03-5520-1550 受付時間:平日10時~12時、13時~17時 |