デジタルメディア推進部
2007年 入社
電子情報学部 情報メディア学科 卒業
学生時代はシステム開発に対して「堅い」イメージがありました。フジミックは放送関連のシステムを開発していることもあり「柔らかい」というか、楽しく仕事ができそうだったのが志望理由です。実際に入社した後も、個性的で魅力溢れる先輩方が多く「いつか、この先輩と一緒に仕事したい!」と思って仕事をしていたことを覚えています。
フジテレビのWebサイト制作部門に常駐し、Webサイト制作を支援するシステムを開発・運用しています。最近ではパブリッククラウドを活用して、生放送のバラエティ番組等で使われる視聴者投票のシステム開発も行っています。開発だけでなく、システムの観点から企画を提案したり、フジテレビや制作会社の方々とチームで企画を詰めていくこともあります。
ある日のスケジュール
わからないことは恥ずかしがらず、とにかく人に聞きました。あとは、打ち合わせについていったり、資料を読み漁ったり。自分で調べる・考えることも大事ですが、迷惑をかけない程度に人に甘えることも大事だと思います。(その方が効率的だったりします)
開発したシステムが、誰もが知っているようなテレビ番組で使われることです。放送されるのは当然緊張もしますが、企画が成功し番組が盛り上がった時やSNSやメディアで反響が出ている時はエンジニアとしてだけでなく、一緒になって番組を作ってきたチームの一員として達成感を感じることができます。
自分の開発したシステムが社会で使われた時です。美容関連のシステム開発プロジェクトで、自分が開発した肌測定機が全国のデパートや化粧品店で実際に利用されているのを見た時「自分のした仕事が社会の一部に組み込まれた」感覚があり、嬉しかったことを覚えています。
生放送番組で利用されるシステムの運用です。システムの不備で放送事故が起こらないよう、入念にテストしたり、システム設定をチェックします。何度も経験していることではありますが、毎回気を抜かずに実施しています。放送が終わるまでは本当に緊張しますが、無事に終わった後の達成感や安堵感は代え難いものがあります。
自社インフラのクラウド移行業務にあたり、クラウドの知識ほぼゼロからのスタートでした。上司に相談したところ、外部トレーニング受講や参考書購入等を手配してくださり手厚く支援をしてくれました。2種類のクラウド資格を取得した上で案件に臨み、予定通り完了させることができました。
美容関連のシステム開発プロジェクトに携わっていた時、中国・深圳に14日間出張したことです。旅行でさえ滅多に海外に行かない人間だったのですが、英語も通じない国での仕事はとても刺激的でした。(これを機に海外旅行が好きになりました)一緒に仕事をした台湾企業の方とも仲良くなり、今でも交流が続いています。
自分を突き動かすものやモチベーションを知ることだと思っています。好き・好奇心・報酬・もっとうまくなりたい・偉くなりたい・・etc、モチベーションは人それぞれだと思います。本当の意味で自分をコントロールできるのは自分だけです。モチベーションの源泉を知るだけでも、自分の気持ちをノセやすくなると思ってます。
チームメンバーは協力会社の方が多いです。経歴や年齢、性別関係なく個性豊かな面々です。プログラミングが好きな人、チームで仕事するのが好きな人、フジテレビで企画会議するのが好きな人。たまーに、開発技術に対する宗教論争が始まることもありますが(笑)基本的には気さくに話ができる雰囲気です。
休日は社内結婚した奥さんとご飯を食べに行ったり、子供と遊んだりしてます。最近は筋トレにもハマっていて、近所のパーソナルトレーニングジムで体を鍛えています。走ることも好きで、本当にストレスがたまった時はクタクタになるまで走り続けます(笑)
個人的には「人がやるのは難しい」とか「人がやるのは非効率」なことをシステムにやらせることができる、魔法使いみたいな職業だと思っています。システムが完成して、自分が思い描いた仕組みが実際に動く時、ワクワクします。その仕組みを自分以外の人が使って、感謝してもらえます。うまくいけば、多くの人に長い間、使ってもらえます。ITエンジニアの醍醐味はここにあるのではないでしょうか。
開発したシステムが、誰もが知っているテレビ番組で数十万人の視聴者に使ってもらえることです。番組が終わった後は、SNSで話題になる等、大きな反響があります。また、番組のエンドロールに名前を出してもらえることもあります。視聴者からのアクセス集中でシステムがダウンをしないよう、パブリッククラウドを活用して、システムのパフォーマンス向上やアーキテクチャ改善を日々研究しています。
自社インフラのパブリッククラウド移行業務です。当時クラウドの知識ほぼゼロ、社内でも事例が少ない中のスタートでしたが、移行計画と並行して猛勉強しました。その甲斐あって移行は成功。現在はクラウドサービス活用やサーバレスアーキテクチャへの移行に精力的に取り組んでいます。パブリッククラウドには機械学習のサービスもあるので、機械学習にもチャレンジしていきたいと思っています。